葬儀に伺うと感じます、この方(ご依頼主)と自分は似ていると。
少し寂しがりやで、依存心もあり、誰かのために尽くせる人・・
そのような方でないと、ペットちゃんは心を開いて懐いてくれませんから、ある意味ペットをお世話されている方全員が似ている方なんでしょう
一見無表情で、何を考えているか解らない爬虫類を飼っている方はその極みなのかもしれませんね。 ごく僅かな仕草や挙動で違いを見抜くわけですから
ペットが家族となった日から、何度も何度も楽しかった日々が回想されます。
と共に又寂しさがこみ上げて来ます。 想い出の場所で、暮らした部屋で、玄関を入った瞬間に・・・
大丈夫です! 人として成すべき事を立派にされて来た証です。
先ず、ご自分を認め褒めてあげてください。
お別れの瞬間が如何な様であっても、ペットちゃんは絶対にあなたと居れて幸せでした。 今は向こう側に行き声は届きませんが、貴方の記憶に夢に楽しかった思い出を映して応えているのです。
結構皆さんそう思い込んでいます。心許せる存在はもういないと・・・
わかります、大人になり、家族が出来、子供が育ち、仕事が忙しく、生活に追われ ペットが人生の伴走者でしたから、新しい出会いを探してなかったんです。
自分から探してないから機会がなかっただけです。
四半世紀 何万世帯のご家族と新聞屋として関わらせて頂いた私には確信があります。
こんな私に心を開いて沢山お話し下さる 子供さん 旦那さん 奥さん 年配のご主人 大奥様・・・切り無くいらっしゃいました。 困りごとが有ると、嬉しいことが有ると呼ばれました。
世の中、悪い人もいます、心を許して騙される。 殆ど金銭がらみです。
そうでない、優しく 人情家で きちんと生きている方は多いです。
ペットちゃんは代わりに働いてくれましたか? 食事を用意してくれましたか? ハードルを上げ過ぎず、求め過ぎず、与え過ぎず、ご自分の都合で自由になる関係はペット飼育以外にも必ずあります。
人はコリゴリ・・・わかります。
ご葬儀でお世話になった方の何割かは、お心が求めて新たな出会いをされています。
高齢だから自分に合った仔(ペット)を探しました とお便りが届きます。
ペットちゃんとお出掛けされた写真が届きます。
その方たちは、こんな私と、新たなペットちゃんを手に入れたんでしょう(笑)